こだわりの素材

こだわりの素材

L-アスコルビン酸2-グルコシド(安定・持続型ビタミンC)

L-アスコルビン酸2-グルコシドとは、ビタミンCとブドウ糖が結合した画期的なビタミンC誘導体です。通常のビタミンCは空気や水溶液中の酸素と反応して容易に分解されてしまう性質がありますが、L-アスコルビン酸2-グルコシドは、通常のビタミンCとは異なり、酸化、熱、水に対して極めて安定なビタミンC誘導体です。

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藍とは東南アジア原産のタデ科の1年草で日本には飛鳥時代に到来し藍染めの染料として利用されてきました。明治時代に日本を訪れた外国人が「ジャパンブルー」という言葉を記録したほど藍染めは日本人の生活に身近なものでした。藍染めの衣服は防臭効果や虫除け効果に優れ、長い年月がたっても色褪せない特徴があります。近年は藍が持つポリフェノールや抗酸化作用に注目が集まり健康食品素材として再び脚光を浴びるようになってきました。

トレハロース

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トレハロースは自然界に最も広く分布する糖質で、現在食品や化粧品などの様々な分野で利用されています。一方、生命との関わりにおいても研究が進められ、例えば砂漠などの乾燥地帯で生息できるイワヒバや長命虫とも地球最強の生物ともいわれるクマムシ、パン作りに使われる酵母(ドライイースト)など、何年たっても水さえ与えれば活動を再開する復活現象にはトレハロースが水に代わって細胞を守る働きをしているためといわれています。近年、トレハロースをデンプンから作り出す量産化技術が確立され、トレハロースの機能性を生かした新たな分野への利用について、その可能性はますます広がっています。

糖転移ヘスペリジン

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ヘスペリジンは柑橘類の果皮に多く含まれるポリフェノールの一種で、優れた抗酸化作用を持ち「ビタミンP様物質」とも呼ばれています。本来水に溶けにくいヘスペリジンですが、酵素技術によりブドウ糖と結合することで「糖転移ヘスペリジン」となり、飛躍的に水に溶けやすくなりました。
水に溶けやすくなる事で、ヘスペリジンの機能性が引き出され、現在では健康食品、飲料などの成分として注目されている素材です。